こんにちは!
前回は“脂質代謝”ついてお話ししました。
前回の【脂質代謝】についての記事はこちらから!
今回は“糖質代謝”についてお話ししていきます!
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目次
糖質は「体を動かす主要なエネルギー源」となる栄養素です。
他にも体内の各組織の原材料となる機能もありますが、ここでは「エネルギー源となる」とだけ知っておきましょう。
脳のエネルギーともなり、人間にとって最も重要でシンプルな形のエネルギー源となっています。
摂りすぎると脂肪を合成してしまうこともあり、敬遠されがちです。最近では、糖質を制限するのが良しとされています。
ただ、人間の体は糖質ありきでできています。糖質とうまく付き合っていくために、糖質について知っていきましょう!
糖質は以下の流れで代謝されます。
1. 摂取された糖質は消化・吸収され全身へ
2. インスリンの働きで各細胞に取り込まれる
3. 細胞内で利用される
非常にシンプルです。以下で詳しく説明していきます。
米やパンなどに含まれるデンプンは消化され、グルコース(ブドウ糖)となります。これは小腸から吸収され血液中に入り、全身に運ばれます。この時血中にあるグルコースのことを「血糖」と呼ばれます。
血糖値が上がると、インスリンというホルモンが働きます。インスリンは血糖値を下げるとしてよく知られていますね!インスリンはGULT4という「糖の運び屋」を細胞膜(細胞の入り口)まで呼び寄せ、細胞に吸収させます。
インスリンによって細胞内に入ったグルコースは様々な形で利用されます。今回はエネルギーとなるパターンと貯蔵されるパターンについて説明します。
このグルコースを材料として、細胞内(細胞質やミトコンドリア)で解糖系・クエン酸回路・電子伝達系という反応によってエネルギーを生み出します。また、後ほど説明するグリコーゲンもこの反応に使われます。
グルコースは非常事態に備えて筋肉や肝臓で「グリコーゲン」として蓄えられます。肝臓に蓄えられたグリコーゲンは血糖値を安定させます。筋肉中のグリコーゲンは先ほどの反応に深く関与し、運動時などによく使われます!
前回の脂質代謝でも出てきました、ビタミンB。特にビタミンB1は、糖質がエネルギーに変わる際に必要となります。
穀物の胚芽に多く含まれているため、玄米、雑穀や全粒粉パンなどを摂取することをオススメします。また、豚肉や豆類などにも多く含まれています!
以下のサプリはビタミンB1だけでなくB2やナイアシンなども含まれているためオススメです!
糖質を代謝する上でインスリンは非常に大切です。そのインスリンの反応を高めるのがαリポ酸です。
ミトコンドリアの機能を高めたり、インスリンの働きを悪くする物質(ケメリン)の分泌を減らしたり、インスリンに良い効果をもたらします。
スパイスの一種であるシナモン。これもインスリンの反応を高めます。
シナモンに含まれる成分(cinnamaldehyde)がGULT4(糖の運び屋)を呼び寄せる作用があるとされています。
シナモンはサプリメントとして摂る必要はなく、1日小さじ一杯ほどで効果があるようです。
今回は糖質代謝についてお話しました!
いくら摂取カロリーを少なくして消費カロリーを多くしても、糖質とうまく付き合えていないと痩せにくかったりします。
ぜひカロリーだけではなく、こういった細かい部分も気をつけてみてはいかがでしょうか?
前回の【脂質代謝】についての記事はこちらから!
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