こんにちは!
鵠沼海岸パーソナルジム
ハートボディトレーナーの篠木です!
年齢とともに膝に関する悩みを抱えたことはありませんか?
「歩くと痛い..」「膝に違和感がある..」「水が溜まっている..」
これらの膝の悩みを抱えている方はたくさんいるのではないかと思います。
少し痛む程度だから大丈夫と放っておくと危険です。膝は歩行をする上で元気でなくてはいけない関節です。「歩く」時は股関節が1度動けば、膝関節は2度動くというくらい動作に深く関係してきています。そして、それだけ負担のかかりやすい関節にもなります。甘く見ていると本当に歩くのも困難な状態になってしまうので、早めに対策をとっていきましょう!
膝の痛みにも色々なものがありますが、今回は「変形性膝関節症」についてお話していこうと思います!
変形性膝関節症は関節の軟骨がすり減ってくることで炎症や変形を起こし、痛みを発症するという症状を持ちます。
膝関節の軟骨がすり減ってくる主な原因は何なのでしょうか。
変形性膝関節症などの膝のすり減りの一番の原因と言われているのが「加齢」によるものです。生活をしているだけで段々と軟骨がすり減ってくるので、膝にできるだけ負担をかけないことが大切になります。
膝の関節には体重の4〜6倍の負荷がかかっているとも言われるため、「肥満」も膝への負担を大きくする原因の一つです。
男性に比べて「女性」は閉経後、ホルモンバランスの影響などにより骨が弱くなりやすいこともあり、変形性膝関節症などになる割合は「女性」の方が多いです。
なので、年齢を重ねてきて体重が少し重いかなと感じている女性は特に注意が必要で早めの対応をとって予防をしていくことが大切です!まだ大丈夫と思わないようにしましょう!
変形性膝関節症でのすり減った骨や軟骨組織は自己増殖能力が低く、ほとんど再生しないと言われています。
そのため、一番は早めの予防をとっていくことが大切で、すでに変形性膝関節症になってしまっている場合でもできるだけ膝に負担をかけないようにして、それ以上悪化させないことが大切です!
では、予防や悪化させないためのリハビリなどで何をしていけばいいのでしょうか。
膝をしっかり支えるだけの筋肉がないとより負担をかけやすくなってしまうので、歩いたりするときなどの日常生活での負担を減らすために下半身の筋肉を強化しましょう。
筋トレと言っても重りを持ってガッツリ運動をする必要はないので、自重での運動や普段の生活の中で鍛えていけるといいでしょう。
特にお尻やももの内側、ももの前側の筋肉は歩行の際に重要なので意識して使ってあげましょう。
膝周りの柔軟性を上げ可動域を広げると骨への負担が軽減されるため、悪化することを防ぐことができます。
柔軟性をあげることは怪我の予防にも繋がるため、ストレッチなどを行い膝周りを柔らかくしていきましょう。
先ほどもお話したように膝は体重の重さの影響をもろに受けるため、軽い人と重い人では膝にかかる負担が全然違ってきます。その体重を支えるだけの筋肉が付いているのであれば大丈夫ですが、年齢を重ねると骨も弱くなっていく上に筋肉も落ちやすくなっていくので、体重を落とし負荷を減らしてあげることが大切です。
正座やあぐらは膝に負担をかけやすいため、膝への負担を考えるとなるべく避けた方が良いと言われています。特に変形性膝関節症の人は控えた方が良いでしょう。日本人に変形性膝関節症の人が多いと言われているのはこのためであるとも言われています。
一番大切なのはやはりここになります。
先ほどもお話したように一回なってしまうと再生するというのはなかなか期待できないため、早めに予防をして負担を減らしてあげましょう。
「まだ大丈夫」
そう考えていると
気づいたら、歩くのが困難になり、いずれ歩けなくなってしまいます。
いつまでも一人で元気に歩ける体でいるために頑張っていきましょう!