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ミネラルは、私たちのカラダがしっかり働くために必要なのかに役立っている元素(酸素、炭素、水素、窒素以外のもの)です。私たちのカラダを構成している成分の約5%と決して多くはありませんが、健康を維持していく上で必須の元素となっています。
今回は、代表的かつ積極的に摂っていただきたいミネラルを6種の役割、不足すると起こること、多く含まれる食品についてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
ミネラルと同じ微量栄養素であるビタミンについてはこちら↓
カルシウムと言えば「骨を強くする!」イメージですが、骨を形成する以外にも
など、人間のカラダを形成する上で必要不可欠なものとなっております!
しかし人間のカラダでの吸収効率はそこまで高くありません。なので積極的に摂取する必要があります。ビタミンDと一緒に摂取すると腸管からの吸収が促進され吸収効率がよくなるためおすすめです!
カルシウムが不足すると骨の健康障害とも言われる骨粗しょう症のリスクが高まってしまいます。また高血圧や動脈硬化のリスクも高まります。カルシウムは骨だけでなく血管や細胞にも深く関係していることをしっかりおせえておきましょう!
マグネシウムは人間の体の約300種類の酵素の働きを保つのに必要な栄養素で、三大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)の代謝に必要な栄養素でもあります。他にも
などが挙げられます。
このようにマグネシウムは人間のカラダにとって大事な役割を担っているのです!
マグネシウムが不足すると、消化や代謝機能が落ちて下痢や嘔吐の症状が見られる場合があります。また筋収縮をうまくできなくなり筋痙攣や震えが症状として現れる場合があります。
人体に必要なミネラルの一種で、浸透圧の調整などにはたらきます。皆さんが味付けなどで使用する食塩に多く含まれていますね!
成人の体内では、ほとんどが細胞外液に含まれています。細胞外液の浸透圧を調節して、細胞外液量を保つなどの役割を持っています。
他にも筋肉の収縮や神経伝達を正常に保つ働きを持っています。
通常、健康な人では欠乏することはありません。摂りすぎると
リスクを高めることが報告されています。
日本人の成人1人1日当たりの摂取量は、男性約11g、女性約9gですが、世界的にみると高いレベルにあります。本来必要な1日当たりの摂取量は2g程度ですが、塩っけが好きな人はついつい摂ってしまいますよね。むくむ原因でもあります。カリウムを多く含む野菜や果物を一緒に摂ることでむくみの解消を促進することができます。
ナトリウムが不足すると筋肉からナトリウムが奪われて浸透圧が変化し、筋肉がつったり、痙攣したりするほか、脱水症状、嘔吐をともなう食欲不振、極度の疲労などの症状があります。ただ、日々食事から摂取しているため、不足になることはほとんどないです!
カリウムは、体内に存在する量がもっとも多いミネラルなんです!。細胞の浸透圧を一定量に調整する働き担っています。
生命維持活動の上で欠かせないカリウムですが、体に含まれている余計な塩分を体の外に出す効果があることから、血圧を下げる代表的な栄養素といわれています。
などの症状を引き起こす可能性があります。
逆に摂りすぎると手指や唇のしびれ・全身がだるい・不整脈などの症状が現れ、最悪心臓が止まってしまう原因にもなりかねません。
鉄は体の中の赤血球をつくるのに必要な栄養素です。
体内の鉄の約70%が血液中の赤血球をつくっているヘモグロビンの成分になっていて、約25%は肝臓などに貯蔵されています。ヘモグロビンは呼吸でとり込んだ酸素と結びつき酸素を肺から体のすみずみまで運ぶという重要な役割を担っています!
などの症状が引き起こる可能性があります。
亜鉛は、アミノ酸からのタンパク質合成やDNAの合成に必要となる栄養素です!
その他にも、
などに働きます!
ちなみにお酒好きな方にはマストな栄養素となっています!
その理由はこちらから↓
亜鉛が不足すると皮膚(肌)が荒れるなどのの症状が見られます。また味覚障害にもなりかねませんので亜鉛の摂取は積極的に行っていきたいところです!
今回はビタミンに引き続きミネラルについてご紹介しました!
微量栄養素ですがしっかり摂らないと不足してしまうものばかりです。、
ぜひ積極的に摂取して健康的になりましょう!