こんにちは!
鵠沼海岸パーソナルジム
ハートボディトレーナーの篠木です
年齢を重ねるにつれて気になるのが老化だと思います。
まずはじめに老化とは何なのか。
老化を加齢と同じと考える人が多いですが、この二つは少し違うものになります。加齢は生まれたからどれくらいの月日が経ったのかを表すものであり、老化とはその加齢に伴って肌や髪、体の機能が衰えていくことを言います。
同じ年代の人でも若くみられる人、歳以上に見られる人がいるのはこの老化によってです。生物学者のストレーラーは老化現象に共通する4つの原則を提唱しています。
老化は遅速の差はあっても、生あるもの全てに共通して必ず起きる。
老化は誕生や成長と同様に、個体に内在するものによってもたらされる。
機能低下は老化現象の最も特徴とするものの一つである。老化によって生じる現象は生物にとって有害なものがほとんどである。
老化は突発的に起きるものではなく、普通のプロセスによって生じる。老化は不可逆性であり、一度起きると戻ることはない。
つまり、老化はスピードに差はあるが誰しもが起こることであり、一度起こるとそれを戻すことはできないということです。
老化が起こるのは生きていく上で仕方のないことですが、この老化のスピードを遅らせることが老化を防止することに繋がってくるのです。
今回は老化の原因の一つと言われている活性酸素のお話をしていきます
私たちは体に酸素を常に取り込みながら生きていますが、取り込んだ酸素の数%が体内で活性酸素へと変化します。
活性酸素が過剰に発生すると老化を促進させるだけでなく動脈硬化や免疫機能の低下などを引き起こすと言われています。
この話を聞くと活性酸素は100%体にとって悪であると思ってしまいがちですが、一概にそうとは言えません。微量の活性酸素は体の中に細菌や異物が入ってきたときに守ってくれる役割があるのです。このことから過剰に発生することが良くないということがわかります。
原因となっていることを意識して変えていくことが大切です。
紫外線は活性酸素を増やす代表的な原因である上に、オゾン層の破壊などによって紫外線は年々強まっているので注意が必要です。
当たらなすぎるのも体に良くないので、当たりすぎないことを意識しましょう!
タバコやアルコールは抗酸化作用の強いと言われるビタミンCを破壊する働きがあるので、こちらも量を意識してあげることが大切でしょう。加えてビタミンCをたくさん摂取してあげましょう。
運動不足が健康にあまり良くない、老化防止にも良くないだろうというのは何となく想像がつくと思いますが、過度な運動がなぜいけないのでしょうか。呼吸量が大幅に増えるような激しい運動では多くの酸素を使いエネルギーを作るため、活性酸素を発生させてしまいます。
食事から活性酸素をブロックする抗酸化力をあげることができます。ビタミンCやビタミンEなど抗酸化作用のあるものを摂取することも大切ですが、油などの酸化しやすい食品を控えることが重要です!
何と老化は20代あたりから始まっていきます。
早いですよね!
抗酸化力が急激に低下し始めるのは40代あたりからになるため、老化を防ぐための対策をとっていきましょう。